日本では、たびたび大きな地震災害に見舞われてきました。その都度、建築基準法や耐震改修促進法などの法律が改正され、それ以降に建てられた建築物には、法律が定めた条件をクリアする耐震性能が求められてきました。特に、病院や避難施設など災害時に重要な拠点となる建物については、単に法律の条件をクリアするだけでなく、より高い耐震性能が必要とされます。
エナ・デザインコンサルタントでは、建築物の用途や環境など一棟ごとの建物に見合う耐震診断を行い、耐震補強の方針を定めて設計提案をいたします。近い将来、東海地震などの巨大地震も想定されています。自然災害から大切な人命と財産を守り、安心・安全な状態を長く保つためにも、耐震診断を推奨いたします。
災害時に避難所として指定されている建物、食糧等の備蓄倉庫や救援物資の集積所など、自治体等が防災拠点と定めている建物が該当します。
緊急車両が通る道路沿いにある建物のうち、地震によって建物の一部が倒壊し、道路の通行障害をきたす恐れのある建物が該当します。
病院や学校、大型商業施設、高層ビルなど不特定多数の人が利用する大規模な建物。また介護施設等の避難弱者が利用する建物も、大規模なものは該当します。
火薬類、石油類などの危険物を一定の数量以上貯蔵・処理する大規模な建築物で、敷地境界線から一定の離隔距離が確保されていない建物は、耐震診断が必要です。
国や各自治体では、耐震診断、耐震改修にかかる費用の一部を補助する助成制度を設けています。補助金額は、建物の状態や広さ、エリアなど諸条件によってことなります(一部の建物は対象外としている自治体もあります)。 こうした制度を利用することにより、耐震診断を行うことを推奨します。
※助成金調査も行っております。お気軽にお問い合わせください。
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